ともに1994年初版。第2巻カバー小背ヤケ、各巻カバー背上にわずかにイタミ、小口三方に若干のヤケがあり、研磨が入ってます。また第2巻カバー裏表紙上端にわずかにシミあり。
例えばの話、どうにも仕事が入ってこなくなった作家が、暇をもてあましていたところ天啓を授かり、全12巻分くらいの長編漫画を描き下ろしちゃって懇意の編集者に読ませたところ、「なんだかすごいことになってるし、2冊分くらいにタイトにまとめてくれれば、プッシュしてもいいよ」という無茶ブリに遭い、家に帰れば女房子供の上目遣いの声無き願いを受け、悩み苦しみ、えいやとばかりにキャッチーな部分を無理矢理につなげて、これでどうだと机に叩き付けた漫画だったら、こういう風になるんじゃないか、と。
そうじゃないんです。(『新・栄光なき…』と『明楽』の谷間ぐらいの時期?の)人気実力派作家の手によって、(隔週だったか月刊だったか記憶が曖昧ですが)グランドチャンピオンという、とても素晴らしい(素晴らしかった)雑誌に、きちんと連載されてた作品なんですから。いろんな意味で、奇跡の漫画です。
価格/ Price/ Prix |
1,800円 |
在庫数 / Count / Nombre |
SOLD OUT |