1990年初版。本体地背下部に赤マジックのゾッキ線、本体天に若干のホコリジミ、小口三方に小ヤケあり。研磨無し。背ヤケも割れもなく、カバー本体ともにビシッとした並本です。カバーコーティングも生きてます。
夏島とほる氏が11話、菅原卓也、中山まさひこ、夜生奇久、きたじま晶、薔薇蘭、ねむり太陽、左京景の各氏が各1話という構成。夜生、ねむり、菅原各氏などの作品はちゃんとしたエンターテインメント仕立てになってますが、夏島氏の作品群(画像)はきちんとした医学的内容に、ごく一般的・日常的な範囲内での「色」を加えた丁寧な内容。告白手記の形を取った実録モノっぽい構成なのでやたらと文字数が多いですね。かの『思春期のカルテ』のような詩情はないものの、これはこれでマニアックな一冊。けっこうクるものがあります。
価格/ Price/ Prix |
4,000円 |
在庫数 / Count / Nombre |
SOLD OUT |